たびとものブログ

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ヒッチハイクの旅 四国編 5日目

5日目

今日こそは帰ります。朝7時、そんな希望を胸にボードを掲げる。気温は35℃。湾岸長島SA長島スパーランドの近くに構える足湯で有名なSA

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足湯いらん。三重県まで来ているから余裕だろうと相方と2人で歌を歌い踊りながらヒッチハイクをしていた。時折来る観光バスには最高のパフォーマンスを魅せ、笑顔を与えた。

気がつくとPM3:00。僕らはヒッチハイカーでは無く、エンターテイナーになっていた。全く捕まらない。方向は合っている。しかしここはバスとトラックと仕事で来ているドライバーしかいない。二人の面白おじさんは再び絶望した。今まで100台近くヒッチハイクしてきたが8時間も待った事はない。「次は来るだろう。」と、まるでパチンコの泥沼に嵌る感覚に似て中々やめられない。半分熱中症で正しい判断が出来ないこともあった。ここで待つか、下り側に移り手前のSAに引き返すかを提案。保証もない選択に相方も戸惑ったが後者を選択。下り側に徒歩で移りヒッチハイク開始。残りHP5くらいの体力でフルスマイルでポージングを繰り出す。開始20分で下り方面の最寄りSAに降ろしてくれる車に乗車。

やばすぎスパーランドは2度と来ないと固く誓う。あそこで何人のヒッチハイカーが餓死しただろうか。想像するだけで胸が苦しくなる。

御在所SAに到着。先ほどの墓場とは全く違う雰囲気を肌で感じる。間髪入れずヒッチハイク。開始10分静岡に向かうと言う、お嬢とその執事(白髪のお爺ちゃん)に乗せてもらうことに。自己紹介を済ますと、なぜか2人の世界に入るお嬢と執事。どうやら2人はお嬢と執事ではなく愛人とパトロンだった。2人が醸す大人の世界観に圧倒され目を閉じる。が寝れず。お爺ちゃんがやたら飛ばす。それも160kmで縫うように走る。長島スパーランドのジェットコースターの比ではない。命の保証がないのだ。死を覚悟して1時間。かつてない速さで静岡に着く。九死に一生を遂げ静岡SAに着くと1人のヒッチハイカーがボードを掲げていた。目的地は海老名SAハッピーアイスクリームPM19:00ひとまず声をかけてみる。長髪に黒い肌、無愛想な態度と顔で苛立ちながら、「この場で2時間ヒッチハイクしている。誰も乗せてくれない。」と話す26歳男。「納得。それに自分らは炎天下で8時間やってたぞ。そして6時間は面白おじさんやってたぞ。」と言いかけたが止めた。とりあえず一旦休憩を挟む。その間、彼の悲痛な叫びが聞こえてくる。それから30分後ようやく真っ黒男は姿を消した。次は僕らの番。そう意気込んでボードを掲げると後ろから声を掛けられる。すると30代くらいのお母さんと小さな子供2人が立っていた。「車満員で乗せられないけど頑張って。」とお母さんが言い。子供の小さな手には飴玉が1つずつ乗せてあった。飴玉1つでこんなに感動したのは初めてだった。

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その後ヒッチハイクをしていると再び声を掛けられる。そしていきなりご飯に誘われる。そんな人当たりコミュ力最強のお兄さんに海老名SAまで乗せてもらう事になった。車の中では旅の話で盛り上がりエンディングにふさわしいドライブだった。ヒッチハイク史上最高に話やすい人だった。

ついにスタート地点だった海老名SAに到着。いつも旅の始まりと終わりはここなので故郷のようなSA。友人2人が車で迎えに来てくれた。そして無事家に着き。今回の旅は瞼を閉じてお終い。

まとめ

ヒッチハイクは色々な出会い、気付きを与えてくれる旅の手段です。

存じている通り日本だけでも色んな個性を持った人がいます。

ヒッチハイクを行うことで普段絶対に話さないタイプの人と話す。色んな価値観、暖かさに触れられる。また未知の場所に向かう「ヒッチハイカー」として自己紹介することで仮面を被り日常とは違う自分と向き合うことができます。本当に濃ゆい旅を送ることができるので旅行と違う体験をした人にオススメです。

最後になりますが乗せて下さった方々本当にありがとうございました。